タックル成功の鍵を握るスキルとは。







フランカーとして、試合で激しく勇敢なタックルを成功させるために、どのな練習をしてどのスキルを強化していますか?

タックルバックに何回もタックルをしていますか?

http://seaes2005.hamazo.tv/c535254_2.html

 

ヒットパットを使って練習してますか?


http://blog.goo.ne.jp/ototonohirune/e/c57f37b7ca2d968043d2bf59c150a397

それとも、1対1で体をぶつけ合い練習してますか?


https://blogs.yahoo.co.jp/kyokko_rfc1949/40880570.html

 

確かにタックルを成功させるために、タックルの練習をするのは大事です。タックルバックに入るのも、ヒットパットに入るのも、重要な練習です。

 

タックルに入る時の「一歩前に」出る入り、「姿勢」、相手への「パック」を意識して回数をこなせば、激しいタックルに入れるようになるでしょう。

 

但し、止まっている相手に対してです。

 

止まっている相手に対して、素晴らしいタックルを繰り出せるようになるでしょう。しかし、残念ながら試合では使えません。(フランカーとしては)

 

使えないと言いますが、激しく勇敢なタックルは成功しません。一瞬で相手にズラされ飛び込んだタックルをしているか、相手を倒すのがやっとでしょう。

 

ほとんどのポジションの選手は、相手を捕まえたり倒したりするのがやっとです。しかし、フランカーの役目は違います。

 

一歩でも前に、そして”激しく”です。

 

「激しく」とは、表現が非常に曖昧ですが、激しいタックルを繰り返すと相手がボールを落とす事もあります。そして、次のプレーから嫌がって自分の事を避けたコースを走ります。

 

また、「激しい」タックルは観客がどよめきます。そして、見方を「鼓舞」する力があります。

 

この激しいタックルを成功するためには、タックルの練習だけしていても試合で決める事は出来ません。

 

練習メニューの中に、タックルバックにタックルする練習はどのチームも実践しています。全員がタックルバックを仰向けにしています。

 

しかし試合中に、激しいタックルを消め相手を仰向けにするプレーヤーはどれくらいいるでしょうか。

 

1割にも満たないでしょう。しかも、基本的にタックルバックはフィットネスメニューの中で利用されるのがほとんどです。

 

タックルバックを何千回、何万回仰向けにしたところで、試合で動いている相手選手を仰向けにする事は出来ません。

 

前に出る激しいタックルを成功させるために重要なのは”タイミング”です。有能なタックラーは、タイミングよく相手の体の芯を捉える事ができます。

 

このタイミングを磨くために、タックルとは別に身につけておくべきスキルがあるのです。

 

もちろんこのスキルが練習の中で自然に身についている選手もいます。しかしそれは、ごく僅かです。

 

そして、このスキルが身についていない中で、レベルの高い1対1の練習をしても結果は見えています。

 

 

 

それでは、タックルに必要なスキルについて紹介します。

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※このスキルはラグビーをするうえで必須スキルではありません。ただ、有能なタックルラーは必ず身につけているスキルです。