このページでは、試合中にナイスタックルが決まらない人の為に一発で相手を仕留める為に、何を意識すればよいのか紹介致します。
このページで書かれている事が実践出来れば、味方や監督に「ナイスタックル!」と言われ信頼を勝ち取る事が出来るかもしれません。
1.タックルが強くなるには?・・・体重
基本中の基本だが、タックルだけでなくラグビーにおいて、試合で相手より優位にプレーするのであれば、相手よりも体重を優位にする必要があります。
体重と力には相関性があるため、単純に考えると体重が多いプレイヤーの方が強いのです。
筋肉による体重増加が理想とされますが、激しいプレーをするにはまずは体重が必要です。
身長が低いプレイヤーでも、スピードと体重があれば十分に激しいタックルは可能です。
2015ワールドカップの日本代表を例に上げてみますと、スクラムハーフの田中 史朗選手(166cm 75kg)は、お手本となるプレイヤーでしょう。
2.タックルが強くなるには?・・・必要な筋トレは?
強いタックルを決めるために必要な筋トレメニューは何でしょうか?
スクワットやベンチプレスなど、一通りの筋トレは全員が行っているでしょう。そして自分の体重の2倍・3倍といった重量で鍛えている人もたくさんいるでしょう。
では、タックルが強くなるための筋トレはどこを鍛えればいいのかメニューを紹介致します。
①ダンベルショルダープレス
②ダンベルシュラッグ
③ダンベルスナッチ
④ダンベルサイドレイズ
「何で、肩ばっかりなんだよ!」
とツッコミたくなりますよね。
強いタックルには、強くて壊れない肩が必要です。肩に鎧を装着する必要があります。そうです。”筋肉の鎧”をです。
3.タックルが強くなるには?・・・肩がポイント
「しっかり踏み込んで、相手をバインドしなさい!」
タックルを指導されるうえで、必ずと言っていいほど言われる事ではないでしょうか。
決して、間違いではありません。しかし、これだけでは、激しく強いタックルが出来るようになるには難しいでしょう。
「インパクトを意識しろ!」
と言われても、どうやって意識すればいいだよ!って話しです。
もし、一発で相手を仰向けにする”強いタックルをした事が無い指導者に強いタックルについて教えてもらっても、すーっと頭に入ってこないかもしれません。
では、ここで何を意識すれば、”タックルが強くなるのか”以下の2点をお伝えします。
https://news.goo.ne.jp/picture/rugby/
①肩を投げ込む
それは、相手のオヘソ付近に”肩を投げ込む”ようなイメージを持つことです。まさに、「インパクト」を正確に言うと、相手に肩をぶつけた時のインパクトの強さです。
相手に低くタックルを入る事に意識しすぎたり、踏み込むことに意識しすぎても、タックルが強くなる事はないでしょう。
如何に激しく、相手に肩を投げ込む事が出来るかでタックルの”強さ”、”激しさ”が変わってきます。
一流選手によって、ボールを持った選手を突き抜けるイメージを持ちタックルする選手もいます。
肩を投げ込むイメージで下記の動画を見てみましょう。一発で相手を倒すタックル集です。
その為にも、鎧(筋肉の)を装着するための肩に特化した筋トレは重要になってきます。
ただ、筋力が無いから相手を仰向けに出来ないわけではありません。体が小さくても筋力が弱くても、相手を仰向けにする事は可能です。
②相手の重心を的確にとらえる
小さな体格の選手でも、重心にタックルすることで、大柄な選手の何倍ものインパクトをあたえる事が可能になります。
スポーツ科学では、相手の重心を的確にとらえる事が強烈なタックルを決めるカギと言われています。
しかし、とても難易度が高いです。
相手は常に動いています。左右にステップを踏み絶えず重心は変化します。その中で重心へタックルを決めるには何百、何千本にも及ぶタックル練習が必要になるかもしれません。