質問
ラグビーに関して質問です。
ラグビーにおいてタックルのできないNO8はどうですか?
回答
「どうですか?」とは№8として使い物にならないですか?という意味と捉えますが、まず”タックルは手段に過ぎない”という事を再認識する必要があります。
1番大事なのは、相手ボールをマイボールにする事です。つまり、タックルをしなくてもマイボールにする事が出来ればよいのです。
例えば、体が大きいプレイヤーに多いのは、膝ではなく、胸付近にタックルに入るプレーです。タックルと言うか、ただ相手の動きを止めた。という感じですが。
ただ、この後が重要です。例えば、元日本代表のフランカー 佐々木隆道選手は、相手の動きを止め、相手を倒してからのジャッカルが得意です。
ソース:https://news.yahoo.co.jp/byline/matsusemanabu/
つまり、タックルに入らなくてもマイボールにする事が可能なのです。ボールを獲得出来れば低いタックルは必要ありません。もちろん№8でタックルに入れるのであれば、すばらいしいプレーヤーです。
バッキングディフェンスでも№8のライン際のタックルでチームのピンチを救う時もあります。
なので、タックルは出来るよりも出来たほうが良いでしょう。ただ、激しいタックルで試合の流れを呼び込むのはフランカーの仕事です。
№8の一番の期待値は、相手ディフェンス陣を弾き飛ばす生粋のボールキャリアとしての活躍です。
いかにボールを持ってゲインし、相手インゴールに近づく事が出来るかがチームに貢献する上で重要となってきます。
①まずはパワーをつける。
②アタックで大活躍出来る選手になる
③ディフェンス力を高める
の優先度でレベルUPしていければチームで必要な№8になれるでしょう。
ネックなのはディフェンス力です。筋トレをしてパワーをつけて、スピードもUP出来れば必然的にアタック力を高める事は出来ますが、ディフェンス力は別物です。