タックルが決まる距離を把握する”タックルサークル”

あなたは自分のタックルが相手に届く距離を把握していますか?

 

もし、把握出来ていないのあれば、相手に抜かれそうになった時に、飛び込んでタックルに入ってしまう事もあるのでしょう。

 

しかも、相手の足に手が当たる程度で抜かれてしまうタックルです。

 

この距離では、「もう止められないだろう。」とは分かってはいても相手に飛び込んでしまうのです。

 

非常に勿体無いです。無駄に飛び込んでタックルする事によりディフェンスの人数が1人減ってしまうのです。

 

”タックルが決まる距離”を把握する事で、無駄にタックルを飛び込む事もなくなります。

 

「大体これくらい。」というのは、ほとんどの人が把握しているでしょう。しかし明確に把握している選手は少ないです。

 

1mですか?1.5mですか?それは、大股1歩分ですか?2歩分ですか?

 

下記イラストのうように、相手の周りにサークルをイメージして下さい。手の長さや、足のスライドの大きさによりサークルの大きさも変わってくるでしょう。

あなたの”タックルサークル”は狭いですか?広いですか?

相手まで50㎝ですか?1mですか?

 

1人1人が、相手に届くまでの距離をしっかりと把握しておく事で、無駄にタックルを飛び込む事も無くなります。

 

このサークルの外にいるときは、相手のお腹や太もも、足首に向かってタックルに行ってしまうのは、無駄なタックルになるだけではありません。

 

相手のスパイクで手を蹴られたり、顔を蹴られ怪我をする可能性も高いのです。

 

その為にも、まずサークルの中にしっかりと入り、それから相手にタックルに入る事です。

 

もし、どうしてもサークルに入る事が出来ないのであれば、タックルを狙いに行くのは止めておきましょう。

 

味方に任せるのもいいです。しかし、抜かれたのであれば自分で取り返したいですよね。

 

大丈夫です。サークルに入る事が出来なくても、タックルには最終手段があります。

 

タックルの最終手段>>